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温泉活用で老人医療費減少、生活習慣病予防にも
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yomiDr（ヨミドクター）
2015.05.10 UPDATE
（2015年2月23日yomiDr（ヨミドクター）より）今から１５年前、２０００年に行われた国民健康保険中央会の全国調査では、温泉のある自治体１７５のうち６６か所で、１９９４年から９９年にかけて、１人当たりの老人医療費が減少し、その中でさらに１４市町村を詳細に検討したところ、最高で１７．４％、平均６．３４％の医療費削減が認められました（温泉を活用した保健事業のあり方に関する研究報告書．２０００年３月）。
渡邊亮
神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール設置準備担当
この記事だけで、一概に「温泉が医療費の削減に繋がる」と因果関係を言い切るのは難しいですが、温泉に入ったときの開放感は、本当に気持ちよいですね。水温や泉質によっても健康への影響が変わるのでしょうかね。
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安藤絵美子
大妻女子大学非常勤講師
露天風呂の有無も関連しているのでしょうか。個人的には、温泉が社交の場となって育まれるソーシャル・キャピタルの健康への影響も気になります。閉じこもりがちな高齢者にとっては、温泉という場に出かけるということで身体活動量が増えるのも、健康増進に意義のあることなのかもしれませんね。
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