米国マックは従業員に対して「健康のためファストフードは食べないように!」とアドバイスしている!
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ヘルスプレス 2016.05.02 UPDATE
ファストフードを週に2回以上食べると、糖尿病や心臓病のリスクが強まる。週に4回以上食べたら、がんや心筋梗塞で死ぬリスクが80%も高まる。妊娠中に食べると、胎児の脳に変化が生じ、赤ちゃんは過食症になる。ファストフードはうつ病も発症させる……。 糖尿病、がん、心筋梗塞、うつ...
ハンバーガーなどのファストフードは体に悪い、という研究成果を受けて、マクドナルドも従業員に「ファストフードを食べないように」と言っている、とする記事です。
マクドナルドが本当にそうしているのか裏の取れない記事ですが、もしそうなら、マクドナルド、あっぱれです(日本たばこ産業も見ならって従業員に禁煙をすすめてほしい)。
この記事の後半は、ファストフードを食べると増える化学物資の影響について触れていますが、これについてはあまりよく知りません。ただファストフードを食べることの害は、そういった化学物質の関与も考えられるのかもしれませんが、それ以上に資質や炭水化物がとても多く、それをするすると素早く食べられてしまうことや、脂っこさや甘さの快感に支配されてしまうことで過剰に摂取してしまうことの影響も大きいと思います。
しかし最近のファストフードたたきは少々感情的で不気味ですね。まるでマクドナルドに会社をたたみなさい、と言っていような論調も散見されますが、何十万人も従業員やアルバイトを抱える一業界をつぶせば、それこそ甚大な健康被害が発生します。
日本にはたくさんのマクドナルドがありますが、(少なくとも女性は)世界一の長寿を誇っています。不健康な行動をとるかどうかは、いくつもの要因が絡み合って決まります。その一つの要因、一業界を責めるよりも、不健康な食べ物を摂取しにくくなるような環境づくりや制度作りにもっと注力するべきだと思います。例えば甘い飲料や脂質が多い加工食品に課税するなどの対策は有効でしょう。
もちろん企業の非倫理的、あるいは不正義な活動は止めなくてはいけませんし、会社の自主規制も欠かせません。判断のつかない子どもへの宣伝規制などは重要な取り組みですね。
ただ、「摂取・消費」しすぎるとよくないもの」を売っている会社は他にも山のようにあります。特定の業界を「いじめる」ような風潮は見ていて気持ちのいいものではないですし、有効な解決策が生まれるとも思えません。
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