洗濯後の服についている病原菌を限りなく減らすお洗濯の工夫。
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アイメディ 2016.06.16 UPDATE
これからじめじめする季節となります。乾かない洗濯物の匂いはイヤなものです。たくさん汗をかいた体の臭いも気になってきますよね。 お洗濯のちょっとした工夫で、汗やカラダだと思っていたその匂い、減らすことができますよ。
モラクセラという細菌は肺炎の原因になる菌なので医師にはなじみのある名前ですが、生乾きの洗濯物の雑巾のような臭いの原因になるというのは面白いですね。
研究内容は結構ちゃんとした医学雑誌に掲載されており、論文全体も読むことができます(僕は斜め読みだけで申し訳ないですが)。花王さんすごいですね。
http://aem.asm.org/content/78/9/3317.long
日本語のプレスリリースのほうがわかりやすいですね。
http://www.kao.com/jp/corp_news/2011/20110526_001.html
雑巾のような臭いが出ないほうがいいですし、どのくらいの効果かはわかりませんが花王の抗菌EXシリーズを使ってみてもいいのかもしれませんが、今回の研究はあくまでも悪臭の話で、病気とはあまり関係ないですよね。
肺炎の原因になるのはモラクセラ カタラリスが主で、今回悪臭の原因とされたのはモラクセラ オスロエンシスです。悪臭のする洗濯物が病気の原因になり、抗菌作用のある洗剤で洗うと病気の予防になるというのはかなり飛躍していると思います。医学的に十分根拠のある話とは言えないと思います。
今回は洗剤の話だし、宣伝というわけではないのかもしれないので、まあ別にいいのかもしれませんが、健康食品とかサプリメントとか民間療法・代替療法の宣伝とかは、ちゃんとした研究を材料にしつつも、結構飛躍のある論理で効能や効果をうたっているものもありますので気を付けましょう。
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