水素水に「有効データ見当たらない」 国立研究所「発表」が論争にピリオド? : J-CASTニュース
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J-cast 2016.06.28 UPDATE
国立健康・栄養研究所がホームページ上で「水素水」の有効性について、「信頼できる十分なデータが見当たらない」という研究結果を発表した。また、「水素水」を飲んだことで体調不良を起こす人もいて、安全性についても同様のことが言えるのだという。 「水素水」を巡っては、体の老化を進める活性酸素を除去したり、がんを予防したり、などと様々な情報が飛び交う。スポーツクラブの中には、ダイエットに有効だなどとして目玉企画で水素水生成器の導入を進めるところもある。これらに対する専門家の反論も相次いでいたが、今回の国立健康・栄養研究所の発表で、長く続いた論争にピリオドが打たれるのだろうか。
「あくまで現時点までに有効性を示すデータがないため、『わかりません』ということなんですね。今でも様々な研究機関が解明を進めていますので、そうしたものも参考にすればいいと思っています」
はい、その通りです。現時点では「有用である」と言い切れるほどのデータが示されておらず、さらに「有用でない」と言い切れるほどのデータもないとのことですね。色々な機関が研究を進めているかもしれませんが、現時点で研究成果が出ていない以上過剰に有用性を謳うのは禁物です。なんせ、データがないんですから、高いお金を払って水素水を買う必要はありません。
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