「血管年齢」知って病気の芽を摘む
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日経Gooday(グッデイ) 2016.06.30 UPDATE
心筋梗塞や脳梗塞など病気のリスクを高めるのが動脈硬化だ。全身に血液を巡らせる血管は、自分の健康を知るもの差しになる。加齢などが原因で動脈が硬くなった状態を多くの医療機関では「血管年齢」と呼ぶ数値に変え、患者に分かりやすく伝えている。40歳を過ぎた人で年齢に伴う変化以上に大きく衰えていると要注意だ。血管に気を配り、生活習慣の改善に努めよう。
血管の固さの指標から算出する「血管年齢」や,血管を柔らかくするための生活習慣について解説した記事です.
私と同所属の筑波大や近隣の研究機関に所属する一線の研究者がコメントされており,その中には共同研究をさせていただいた先生もおられます.
この記事では,国際誌に掲載された研究成果に基づく情報が随所に含まれており,信頼性の高い記事に仕上がっていると思います.
以下に基になった論文をいくつか示します.
>海女は115人おり、血管年齢は実年齢より平均約11歳若かった。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26984889
>運動しても短期間でやめては動脈の硬さを示す値が元に戻るという研究もあり
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15692323
>高齢者の場合は体の柔軟性も動脈の柔らかさにつながる
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19666849
>高強度の筋トレはやり方によっては血管を硬くしてしまう
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15492301
>乳製品が含むラクトトリペプチドや、ウコンの主成分クルクミンなどの摂取が有効
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19783777
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23146777
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