かかりつけ薬局の制度案を提示 全服薬把握や24時間対応が条件(1/2ページ)
- 1,997
- 2
- 0
産経ニュース 2016.07.11 UPDATE
厚生労働省は27日、平成28年度の診療報酬改定で、個別の改定項目の具体案を中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に提示した。患者に身近な「かかりつけ薬局」には24時間の相談対応などを条件に新たに報酬を支払う一方、かかりつけ機能を果たさない病院前の「大型門前薬局」の報酬は減らす方針だ。
かかりつけ●●の薬局版の今後のあり方について。
”厚生労働省は27日、平成28年度の診療報酬改定で、個別の改定項目の具体案を中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)に提示した。患者に身近な「かかりつけ薬局」には24時間の相談対応などを条件に新たに報酬を支払う一方、かかりつけ機能を果たさない病院前の「大型門前薬局」の報酬は減らす方針だ。”
health nudgeでも、かかりつけ薬局についての記事があります。
http://healthnudge.jp/10605
http://healthnudge.jp/10533
私も以前に書いていました。
http://healthnudge.jp/5202
先日、いわゆる門前薬局に行く機会があり、以下のことを感じました。
私の結論的には、患者にとっては、そもそも医薬が分業せずに、診療所と同じ空間にいて、医者による診療前後に、薬剤師が対応すべきではないかと思った。
以下、感じたこと詳細。
薬を渡すときの薬剤師の問診?あれどういう意義があるのでしょうか?
そこで病状などを薬剤師が聞いて何になるんでしょう。
その症状を聞いた上での医師の処方です。
処方が決まった後で、症状はとか、これについては相談しましたか?とかいわれても意味ない。患者にとっては二度手間。
しかもそれを行うのは、まったく仕切りもない広いほかの患者がいるところ。
病気の症状をほかの人に聞こえるように会話されました。
ほかの患者さんも同様です。
現代のプライバシーの観点から明らかにおかしいと思います。
そして何より時間の無駄。
無駄だと思うのは薬剤師の問診だけではなく、クリニックと薬局、それぞれ2回受付→支払い、があることです。
しかも建物を移動する必要があります。
これは厚労省の政策に基づくものなので、法律の責任ですが。
しかも、分業しているほうが患者の支払額も増える(=日本の医療費が増える)現状。
明らかに患者にとってはデメリットがたくさんあります。本当にこのデメリットを上回るメリットがあるのでしょうか?
誰のための医薬分業??
世界的に医薬分業しているから、厚労省としては、右ならえで分業したい?
など疑問がたくさんでした。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
この記事へのコメント