山中走るトレイルラン、宿泊増など経済効果 登山道損傷も…胸中複雑

スポーツ

  • 2,451
  • 1
  • 0

favicons?domain=www.saitama-np.co 埼玉新聞 2016.11.24 UPDATE

1479911430fmahjxdpOi

未舗装で起伏のある山道を走る「トレイルランニング(トレラン)」。大自然の中を走り抜ける爽快感や冒険性を備え、近年人気が高まっている競技だ。県内では秩父地域を中心に大会が開かれ、宿泊者増など経済効果をもたらしている。その一方でトレイルランナーによる登山道の損傷や遭難事故も起きており、地元の関係者は頭を悩ませている。

記事全文を読む

1427344422d36e8d6c3a5b5376f503a0a14d955d73

近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

山を走るトレイルランニングの人気が上がって来ているようです。

比較的軽装で山に入ること、もとは陸上のランナーが山の危機管理知識を十分持たずに行なっていること、野道を走ることで起こるケガの心配などから、遭難の心配を危惧るす声があります。

この記事にあるようにトレイルランニングのレースでは山道が荒れることやハイカーへの配慮不足への批判も聞かれます。

高齢者の交通事故が目立って報道されるように、トレイルランニングの愛好家のような特定の人々が事故などを起こすと目立ちます。ただ高齢者にしろ、トレイルランナーにしろ、その人口が増えれば事故の数も必然的に増えるため、高齢者やトレイルランナーが他の人々、つまり若い人々が一般のハイカーと比べて事故を起こしやすいのかはわかりません。単位人口当たりの事故発生率を計算することが必要です。

とはいえ、安全に越したことはないので、トレイルランニングが健全に発展してみんなが楽しく山で遊べるように努力しないとなと思います。トレイルランニング好きの1人として。

  • 1
  • /
  • 専門家のいいね!1
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です