<東北大>大気汚染物質原因のアトピー解明

病気・医療

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favicons?domain=www.kahoku.co Yahoo!ニュース 2016.11.30 UPDATE

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東北大大学院医学系研究科の山本雅之教授(医化学)らの研究グループは、大気汚染物質が原因で引き起こされるアトピー性皮膚炎の仕組みを解明したと発表した。大気汚染物質が特定のタンパク質を活性化させて神経が発達し、皮膚に強いかゆみを誘発していた。

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大西一成

聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科 准教授  博士(医学) 環境疫学 公衆衛生学

Nature Immunologyに掲載された論文のニュースです。
タイトルの「大気汚染物質」というのは総称なので、大気汚染物質の何が皮膚炎と関係するのか?と思います。
大気汚染物質の一つであるPAHs(多環芳香族炭化水素類)と「AhR」が結合活性することで、アルテミンという神経を成長させるタンパク質が増産される。その結果、かゆみの感覚神経が伸びるという機序をマウスによって解明したという内容です。
皮膚炎を誘発するタンパク質を抑えれば治療につながるのではということです。アトピー性皮膚炎の新しい治療法へ向けた研究の貢献に期待したいですね。

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