「いつもマスク」の生活でうつ病を引き起こす恐れあり (NEWS ポストセブン)
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Yahoo!ニュース 2017.02.23 UPDATE
「スッピンだから」「吹き出物を隠すため」「口臭が気になるから」…そんな何気ない理由でマスクを耳に引っかけたことのある人は少なくないはず。だけど、頼りすぎると依存して、思わぬ「落とし穴」にはまることに──。
「感染拡大以外の目的でする「伊達マスク」で、自分の表情を隠し、ノンバーバルコミュニケーションを部分的に阻害することを続けていると、
しだいにコミュニケーション能力が低下し、対人関係に自信を失い、さらに他人の視線を怖く感じるようになり、精神的な安定を求めて、マスク依存が深まる。
最終的には、マスクをしないと外に出られない、人に会えないという状態で、引きこもりやうつを引き起こす可能性もある」
という記事です。
コメンタリーが臨床の場で日頃感じていることなのか、それとも他の人も気づいて調べていることなのか、
医学論文データベースを見たところ、この説を支持する科学的根拠は見つかりませんでした。
マスク着用がほぼマストな医療者については、患者とのコミュニケーションが阻害されるか検証されているようですが、結果は一致していないようです。
また、この説については、因果の逆転も考えられると思います。
つまり、引きこもりやうつなどがあり、対人関係に恐怖がある場合に、少しでもそれを緩和しようとして、マスクをつけるということです。
視点を変えて、マスクがお守りのような役割を果たして、
マスクがあれば 外出できる、人と会えるという見方も出来ます。
自分の抱えている問題に対処するコーピング方法とも言えるかもしれません。
(ポジティブに捉えすぎでしょうか?)
文中でも指摘されているとおり、日本は公共の場でのマスク着用に比較的寛容な文化なのを、生かさない手はない…かも。
私自身、咳が出ている時などにマスクを人と話す時、マスクが一枚、相手とのスペースに入ってくれるからか、何だかホッとするのは確かに感じます。
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