甘くみちゃダメ! アレルギーで救急搬送された体験マンガに反響 (ねとらぼ)

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favicons?domain=headlines.yahoo.co Yahoo!ニュース 2017.04.28 UPDATE

食品アレルギーから起こるアナフィラキシーショックで救急搬送された体験マンガがTwitterで話題になっています。

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新井 奈々

東京大学大学院医学系研究科 社会医学専攻 医療倫理学 博士課程在学 医師 麻酔科指導医 集中治療専門医 心臓血管麻酔専門医 公衆衛生学修士(MPH)

アレルギーの極型、「アナフィラキシーショック」についての記事です。

アレルギーと聞くと、じんましんとか、のどのいがらっぽさというイメージですが、
侮ってはいけない「アナフィラキシーショック」というものがあります。
アレルギーの原因となる食べ物等接種後、短時間のうちに、粘膜皮膚症状に加えて、血圧低下や呼吸困難、腹痛などが起こります。適切かつ、”速やかな” 治療がなされなければ、命にかかわる事態ですので、「すぐに」病院を受診する必要があります。(一分一秒を争って、というのがポイントです)

アナフィラキシーを繰り返す方や、アレルゲン暴露が避けられない方に対して、病院に行くまでの自己対処として「エピペン」というアドレナリン自己注射薬もあります。
適切な処置があれば、命が助かる病気ですので、ぜひ正しい知識を身に着けたいですね。

「エピペン」
http://www.epipen.jp/about-epipen/photo.html

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この記事へのコメント

  • コメントありがとうございます!

    エピペンについての補足も、ありがとうございます。
    エピペンは、あくまで病院到着までの「つなぎ」であり、症状が一旦落ち着いたとしても、遅発性のアナフィラキシー症状にも注意しなければならないですよね。処方する際には、患者さんにその点について十分な説明が必要ですね。

    ちなみに、今も、重篤なアナフィラキシーを来した方は、24時間程度の経過観察入院をしていると思います。

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  • エピペンは重要な対処方法の1つですが、エピペンを使用したらそれだけでOKではなく、エピペンを使用してもすぐに救急病院に来るようにするということも重要かなと思います。

    エピペンを打てばOKで病院に受診しなくても大丈夫と誤解されていた方が過去にいたので、あえて明確に。

    (私が救急で働いていたときは、アナフィラキシーショックの人は24時間程度は経過観察入院をしていましたが、今はそこらへんはどうなっているのでしょう?もしここら辺の対応についてアップデートされた情報をご存知の方いたら、ぜひ教えてください。)


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