メンタルヘルスについて間違って信じ込んでいる5つの通説 (ハーパーズ バザー・オンライン)

メンタル

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favicons?domain=headlines.yahoo.co Yahoo!ニュース 2017.05.19 UPDATE

鬱や不安、躁鬱など精神疾患を抱えていることを話す人が次第に増えてきた。それでも、今なお多くの誤解が広まっていて、こうした症状は恥ずかしいものという考えがなかなか消えない。以下のような誤解を解いて、本当のことを知っておこう。

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安藤絵美子

大妻女子大学非常勤講師

恥ずかしながら「ハーバーズバザー」を初めて知りました…。世界初の女性ファッション誌なのですね。このようなファッション誌でも、メンタルヘルスのトピックが取り上げられることに、関心の高まりを感じます。より広い層に知ってもらうのにもファッション誌という切り口は、斬新です。

間違って上げられている通説5つのうち、「5.精神疾患の患者数は誇張されている」は、特に日本では誇張どころか過小推計ではないかと言われています。統計上の罹患率よりも、医療につながっていないだけで、実は精神疾患をもち実際に苦しんでいる人ははもっと多いのではないかということです。
精神科やメンタルクリニックに通うことは、恥ずかしいことという自分や周囲の偏見(スティグマ)から、実は辛さや困難を抱えていても、治療をつながらない…というメカニズムがあるという指摘です。

メンタルヘルスのことを正しく知ることは、こうした偏見が小さくなり、医療や支援につながりやすくなる第一歩で、症状で苦しむ期間が短くなったり、社会的にも医療費や仕事を休んで発生する損失を減らすことにもつながります。

記事の情報ソースはイギリスのNational Institute of Mental Health(国立精神保健研究所)やAmerican Psychiatric Association(アメリカ心理学会)のようです。残念ながら記名記事ではないのですが、専門サイトに当たって、科学的根拠のある正しい情報を提供しようとする姿勢を感じます。

もっと様々な媒体で、メンタルヘルスのことが正しく発信され、理解が進むことを願っています。

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