子どもを褒めない親は「見る目」がなさすぎる
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東洋経済オンライン 2017.07.05 UPDATE
あなたは子どもを「褒めて」育てていますか? 「よく言われる話だな」と思った方もいるかもしれませんが、ではどれだけ効果があるのか、具体的にどうやって褒めるのか、ぱっと答えられるでしょうか。言うのは簡単、だけど意外とできないのが「褒めて育てる」なのです。 この記事では長年小学校の教師として多くの子どもたちと向き合ってきた経験などから、その効果と、具体的な「褒め方」について事例を踏まえながらご紹介したいと思います。
本記事のは、「アサーション」について論じているようです。
「アサーション」とは、コミュニケーションスキルの一つです。「自分も相手も大事に考えて、より良い人間関係を築くための自己表現法」とされます。
この理論では、人のコミュニケーションを、3つの形に分類しています。
「アグレッシブ」「ノンアサーティブ」「アサーティブ」
本記事は、「アサーティブ」なコミュニケーションの良さを論じています。
他人と意見が異なったときに自分の意見を伝える際、攻撃的になって相手を打ち負かしたり、逆に何も主張しないのではなく、お互いに歩み寄って妥協点を見つけるというのが、アサーティブなコミュニケーションです。
子供を教育したりしつけをする立場の人(大人)にとっては、「よくなってほしい」という気持ち(意見)でいっぱいです。その一方で、子供の気持ち(意見)はなんでしょうか?「うまくできた~」とか「あんまりできなくてくやしい・・」とか、いろいろありそうですが、お互いの気持ち(意見)は同じとは限りませんよね。
多くの人は、初対面の人に攻撃的な態度で主張しないでしょうが(そうでない人もいますが・・)、
親しくなってきたり、特に子供という保護的な立場や上司部下関係というある意味上下のある関係では、ついつい攻撃的な口調になりがちかもしれません。
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざにあるように、どんな時も相手を一人の人間として尊重する、という態度が、コミュニケーションの本質であるように感じていますし、そうあれば必然的にアサーティブなコミュニケーションになるのではないでしょうか。「褒める」ことが目的になるのは、本質的ではないですよね。
こういったコミュニケーション理論は多々あるものの、
やっぱり人間、ついカッとなったり、、完璧にはなかなかいかないものです。
ただ、科学的な裏付けを知ると、自分のスキル向上、だけでなくて、
周りの人の言葉で不必要に傷つくことへのストレス耐性も上がるので、
個人的には良いものだな、と思います。
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