6人に1人が該当?「難聴」が認知症のリスクに

病気・医療

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favicons?domain=news.yahoo.co yahooニュース 2017.08.08 UPDATE

7月、権威ある専門誌Lancet(ランセット)に、認知症の予防や治療などに関する最新の知見をまとめた論文が掲載されました(※1)。  注目なのは「難聴」が認知症のリスクとされたこと。人の話し声などが聞こえにくくなる状態です。論文では、仮に難聴になる人を完全に無くせたとしたら、認知症を今より9%も減らせると指摘しました。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

難聴が認知症のリスクになる可能性についての研究紹介記事です。

その理由として、コミュニケーションがうまくいかず孤立につながることと、聞き取るために一生懸命になり脳が疲れてしまうことが考えられると論文の著者は考察しているようです。

孤立につながる話は私も日々感じています。耳が遠い高齢の方が、周りが言っていることがよくわからないので適当に相槌を打ったり、「この人は話が通じない」と周りの人から疎ましがられたりとしているうちに他人との対話や人に会うこと自体を避けるようになってしまう状況をよく見かけるからです。

日本では補聴器やメガネなどの補助機器が医療保険、介護保険で賄われません。そしてどちらも高価なものです。結構重要なものだと思うのですが。

難聴のチェック法などもわかりやすく解説されているいい記事です。

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