「食べ物を大切にしない国」ニッポンでいいの? フードロス削減のチャンスはココにあり
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ホウドウキョク 2017.09.12 UPDATE
日本で廃棄される食品は年間約2775万トン(環境省および農水省推計 平成26年度)。 1人当たりの食品廃棄量は、世界ワーストワンだ。 そのうち、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品、いわゆるフードロスは、年間600万トン以上。 「食べ物を大切にしない国」ニッポンでいいのか? フードロス問題解決に向けて、いま様々な取り組みが行われている。
食品メーカーが始めた、「食べ物を捨てない日本計画」という、賞味期限が30日を切った長期に保存が効く食品の割引販売や、俳優の伊勢谷友介さんが取り組んでいる規格外野菜の活用について書かれた記事です。食品廃棄の現状もさることながら、すごいなあ、私にも何かできないかな?でもこんな立派なことできない!と思った方も多いのではないでしょうか。
ところが!誰でもお財布に優しく今日からでもできる食品廃棄を減らす簡単な取り組みがあるんですよー。
それは、「賞味(消費)期限の早いものを優先的に手に取る」こと。
みなさん、スーパーやコンビニで、ついつい「賞味(消費)期限の長いものを」と思って食品を選んでいませんか?帰ったらすぐ今晩の食事になるのに、新しい方がいいからと、赤札の付いた特売品は避けていませんか?
消費期限が迫ったものは、値引きされたあと期限が過ぎてしまったら廃棄されてしまうだけの運命です。そういった食品廃棄を減らすためにも、わざわざ新しいものを探して奥から商品を選ぶのではなく、手前から商品を選び、積極的に赤札ついた値引き品を購入することで、無駄な買い物を増やすことなくお財布に優しく食品廃棄を減らすことができるんです。
いくら素晴らしい取り組みを考えても実際に実行され続けなければ食品廃棄は減りません。今日からでも「賞味(消費)期限の早いものを優先的に手に取る」ことで、あなたも食品廃棄の減少に、少しでも貢献してみませんか?
(消費期限と賞味期限の違いについては、児林先生がコメントされているこちらを!→「賞味期限」と「消費期限」はなにが違うの?http://healthnudge.jp/11621)
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