統合失調症の患者がカモにされる現状に憤り…探偵会社が医療機関につなぐ新たな試み
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Yahoo!ニュース 2017.10.10 UPDATE
幻覚や幻聴が特徴的な精神疾患・統合失調症を患った人を医療機関につなげている珍しい探偵会社が広島市にある。その会社「総合探偵社フォーチュン広島」の社長、重川亮さん(43)によると、異色の活動を始めたきっかけは元々、依頼者の中に統合失調症を患った人が多かったことだという。
おなかが痛かったり熱が出ている人は、病院に行けばいいと患者さんも知っているし、特にアプローチしなくても結構病院に来てくれます。もちろん症状の程度によっては必要ないこともあるし、時間やお金の都合で受診できないこともあるかもしれません。
統合失調症の症状として幻覚や妄想が出ていても、本人は自分の困りごとの解決のために病院に行けばいいとは考えないかもしれません。確かに盗聴されて困っていたら、病院ではなく警察や探偵に相談するのは当たり前といえば当たり前ですよね。
相談を受けた探偵社の人も困ったり戸惑ったりもするでしょうし、商売になればいいやと思う人もいるのかもしれません。自分の仕事とは関係ないとか、お金にならないとかではなく、プロとして、人として、相手に必要なことをしてあげているこの人はすごいなと思います。
統合失調症の妄想に限らず、何か病気で困ったことがあっても、病院に来たがらない、病院に行けば何か改善するかもしれないことを知らない、病気の症状であることに気づかない人はいると思うので、こういった形でいろいろな職種がつながっていけばいいなと思います。
けがで救急外来に来た子供をみた医師が、虐待の可能性を疑って、警察とか学校とか行政に相談するのも、同じように大事ですよね。
ちょっと長いですが、厚労省のHPに統合失調症の解説が出ていたので、興味があったら読んでみてください。100人に1人がかかるといわれているので、自分に全く関係ないという人はあまりいないのではないかと思います。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
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