がんと共に働く 知る・伝える・動きだす

病気・医療

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favicons?domain=special.nikkeibp.co 日経ビジネスオンライン×国立がん研究センター 2017.11.08 UPDATE

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日本人の2人に1人ががんになる時代です。 がんは他人事ではありません。家庭や職場などで自分のまわりの人ががんにかかるという経験を持っている方は少なくないと思います。「がんになっても、仕事を続けたい」多くのがん患者が、そう考えています。 がんと共に働くことは、企業にとっても重要な問題です。仕事を続けられるにも関わらず、貴重な人材が失われてしまうのはあまりにも勿体ない話です。一方で社会的なハードルの多さも、がんと共に働くことを難しくしています。 本サイトは、そんな悩みを解決していくために立ち上げました。がん患者の方が働き続ける際に役だった工夫や職場の対応など、様々な取り組みを意見交換会や皆様からのご意見などを通して、共有して行きたいと考えております。「がんと就労」に関心がある方に是非参加いただき、共に動きだして頂ければ幸いです。

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伊藤ゆり

大阪医科大学 研究支援センター 医療統計室 室長・准教授 博士(保健学)

早期診断や治療技術の向上により、がんと診断されても長期生存が可能となりました。治療後もスムーズにもとの生活に戻れるような支援が重要となってきています。

がんの治療をしながら働く方、ハードな治療を乗り切って仕事を変わられた方、様々な立場の方が、がんとともに生活した体験を語っています。このような情報発信は現在治療中の方には励みになるのではないかと思います。

しかし、このようなサイトはがん患者さんだけでなく、むしろ一般の方、現在働いている皆さん、特に経営者や上の立場にいる方にこそ読んでほしいと思っています。同僚や部下、職員ががんになったとき、どのようなサポートができるのか、みんなが働きやすい職場づくりをしてほしいと思います。そして、それはがんに限ったことだけではなく、様々な状況を抱えた人が職場にはいます。みんなの状況に応じた働き方を考える良いきっかけになるのではと思います。

ここに登場された方はつらいことを乗り越えて、元気でがんばっている事例が多いように思いますが、実際には「元気に振る舞わなくては」と無理をしている患者さんも多くいると思います。身近な方の語りに耳を傾けること、また患者さん同士、経験者同士が語り合えるような場をつくることが大切なのではないかと考えています。

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