モスバーガーが「創業以来の絶不調」である、もうひとつの理由

健康・予防

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favicons?domain=www.itmedia.co ITmedia ビジネスオンライン 2018.01.18 UPDATE

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 売上高、利益ともにフタケタ成長で絶好調のマクドナルドと対照的に、業界第2位のモスバーガーが苦戦している。  「創業以来2度目の絶不調」(現代ビジネス 2018年1月8日)なんてことまで言われ、昨年からあれが悪い、これがマズかったなんて調子で、さまざまな敗因が取り沙汰されている。  例えば、かつて成長の原動力だったフランチャイズシステムがオーナーの高齢化で機能しなくなっているとか、コンビニのコーヒーがおいしくなったことで競合となったという方がいる。また、安くもなく高くもない中途半端な価格帯がよくないからだという人もいれば、いやそうではなく、SHAKE SHACKやUMAMI BURGERなど海外から高品質・高価格をうたうプレイヤーの上陸で、モスバーガーの売りである「健康志向」や「品質」というアドバンテージがなくなりつつある、という指摘をするメディアもいた。  立派な専門家やジャーナリストが分析していることでどれも納得のいく話である。ただ、どなたもまだ指摘していないものの、ここにきて王者・マクドナルドと大きな差が開いてしまった背景には、もうひとつ大事な要素があるのではないか、と思っている。  それは、「分煙」だ。

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柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

 苦戦を強いられていると時々話題に上っているモスバーガーですが、ビジネス的な原因意外にも「分煙」が1つの原因ではないか?と考察する記事です。

 確かに言われてみれば、どのハンバーガーショップより健康志向を売りにしているモスバーガーですが、そのモスバーガーが健康志向を売りにしているのに全面禁煙じゃないのは筋の通らない話ですね。最近モスバーガーが近くになく、もっぱらポケモンポータルのあるマックによく行くので気がつきませんでした。

 以前もコメントで取り上げましたが、サイゼリヤ(サイゼリヤ 再来年9月までに全店舗を禁煙へ http://healthnudge.jp/12090)、ケンタやデニーズ(ケンタやデニーズも「全席禁煙」 分煙はバイト採れず 東京都の条例先取り、喫煙客離れても長期ではプラスに http://healthnudge.jp/12076)も全席禁煙に舵を切っています。

 こういった過去の事例もうまく盛り込みながら、論文の引用なども含めており、今までの経緯がよくまとまっていて読みやすい記事となっています。記者の「モスバーガー愛」も伝わるとてもよい記事だと思いました。禁煙店舗見つけて久しぶりにいってみようかな。

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