数ヵ月も育児休暇を取るのが一般的なスウェーデン人男性は、実際どう取得してどのように過ごしているのか

出産・育児

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favicons?domain=www.lifehacker ライフハッカー 2018.01.18 UPDATE

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前回の記事でスウェーデン人の夏休みの取り方について取り上げました。 スウェーデン人は年間5~6週間の有給休暇の大半を夏にあてて夏休みとするのが一般的。男性が数カ月もの間、育児休暇を取ることもしばしばあります。平日の昼間にベビーカーを押す父親の姿はまったくもって珍しい光景ではありません。 では、具体的に彼らがどんな風に育児休暇を取得しているのか、実際に育児休暇真最中の友人を訪ねてきました。

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日吉 綾子

スウェーデン・オレブロ大学 医学部 准教授

私も記事の筆者同様、日本より融通のきく制度の後押しもあり、男性の育休取得・育児参加の活発さに驚かされています。朝も夕方も、どちらかというと子供をつれて保育園なりに送迎しているのは、男性のほうが多いようにさえ思えます。また、運動がメインなのか、送迎がメインなのかわからないようなバギーを使っている人もたまに見かけるのですが、一石二鳥で面白いなと思って眺めています。道が広く、サイクリング道なども整備されているから、そういったものも使いやすいのだろうかと思いました。

制度の面では、両親ともが一定程度取得するのを促進する仕組みであることと、8歳までの間に使い切ればよいとすることで、家庭にあった育児休暇の使い方をできる面が使い勝手がよさそうに思えました。記事にあるとおり、育児中は収入は下がりますが、一方の親が時短で働く家庭もとても多いようです。

私が大学・大学病院という環境で働いておりますので、私の狭い経験の中での話しになりますが、博士課程中に出産というのもよくあります。育児休暇手当は社会保険庁の管理で、博士課程にいるということは職業と考えられていますので、育児休暇も保障されています(私のような外国人でも取得可能です)。監督の教授らもそのようにしてきたので、出産で博士課程が遅れるかも、といったことでの壁や抵抗感などはあまりないように感じています。

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