夏のスポーツで怖い熱中症 命を守るために知っておくべきこと
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ヨミドクター 2018.08.04 UPDATE
当たり前ですが、熱中症は予防が一番大切です。練習や大会の責任者は、その日の気温を把握しておく必要があります。日本体育協会(現在の日本スポーツ協会)の熱中症予防運動指針では、気温(乾球温度)が28度以上は「警戒」で、積極的に休息をとるべきとされています。31度以上は「厳重警戒」で、激しい運動は中止。35度以上になった場合は、運動は原則中止としています。
記録的な猛暑日が続きます。熱中症を予防するため、スポーツ大会や部活動を中止するというニュースも耳にします。2020年の東京オリンピックも含め、どのように対応すべきなのか、議論が必要だと感じます。
この記事では、WBGTという暑さ指数について紹介しています。WBGTについては、環境省の熱中症予防情報サイトでも解説されています。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
WBGT: Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)
この記事の最後にもありますが、熱中症は大人よりも子どもでなりやすいそうです。子どもを指導する立場の方は、このことを念頭に置き、気温だけでなく、WBGTも考慮の上、運動をさせるかさせないかを判断する必要があります。難しい判断ですが、安全確保が第一です。
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