夏バテ防止「ニンニク」食べ過ぎには要注意
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yahoo!ニュース 2018.08.05 UPDATE
ラーメンに生のニンニク(Allium sativum L.)をてんこ盛りで入れ過ぎ、救急搬送された方がSNSで話題になっている。ニンニクが身体にいいのは広く知られているが、食べ過ぎると重傷化する危険さえあるようだ。 この方は知り合いのラーメン屋へ閉店直前に行き、残っていたニンニクを全部ラーメンに入れてもらったようだ。画像をみると、確かにかろうじてチャーシューが見える程度にニンニクが盛られ、バターが2片加えられている。 夏バテ防止に積極的にニンニクを食べようと考える人も多い。疲労回復に作用するビタミンB1を豊富に含み、またニンニク固有の物質がビタミンB1の吸収保持に役立つからだ。
ある食べものが体によいと聞いたからといって、それだけを大量に食べるのは逆効果です。
1日にどれだけ食べると「よい」状態になるのか、その量は明らかになっているでしょうか。
大量に食べることで、食べ過ぎによる副作用はでないのでしょうか。
胃袋には限界がありますから、ほかの食べものが食べられなくなる弊害はないのでしょうか。
「体によい」の情報を実践しようとするとき、このようなことも考慮したうえで実践することが必要になります。
ヒトの健康には本当にたくさんの栄養素が関わっています。
少なくとも30種類に関しては、厚生労働省が1日に食べるべき量の基準も公表しています。
ある食べものだけを大量に食べて健康になれることは、絶対にないのです。
夏バテにはビタミンB1と思い込んでいる方は、こちらの記事もあわせてお読みいただければと思います。
http://healthnudge.jp/12339
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