風しん患者が大幅増加、ワクチン不徹底世代の28歳以上は危険
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BuzzFeed News 2018.08.23 UPDATE
風しんとは、ウイルス性の病気で、飛沫感染により、ヒトからヒトへ感染する病気。 特に注意が必要なのは、妊婦への感染だ。 赤ちゃんが眼や心臓、耳などに障害をもつ「先天性風しん症候群」を70%の確率(妊娠初期の場合)で発症する可能性がある。
風疹患者が増加しているというニュースです。妊婦さんが妊娠中に風疹に感染すると赤ちゃんが眼や心臓、耳などに障害をもつことがあるため、注意が必要です。風疹ワクチンは小児期に定期接種することになっていますが、特定の年代では定期接種ではなかったことがあったので、注意を促しています。
特定の年代とは、1979(昭和54)年4月1日までに生まれた男性(39歳以上)、1962(昭和37)年4月1日までに生まれた女性(56歳以上)が接種していない可能性が高く、一度しか予防摂取していない世代として(1度では抗体価が十分でない可能性がある)、1990(平成2)年4月1日までに生まれた男女(28歳以上)があげられています。特に1990年4月1日までに生まれた男女は、今まさに妊娠出産適齢期であり、特に注意が必要です。
各自治体でも主にこの妊娠出産適齢期である年代を対象に、風疹予防接種の助成を行っていますので詳しくはお住まいの自治体HPをご覧ください。しかし色々みると助成条件には制約がある自治体が多くなっています。特に抗体価の検査をしなければワクチン接種に進めないこともあり、抗体価検査は自費の自治体も・・・。これではなかなかワクチンの再接種が広がらないのでは・・・と思ってしまいました。流行を防止する気はあるんだろうか・・・。
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