歯周病が血管機能弱める要因/照山裕子の健康連載

健康・予防

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favicons?domain=www.nikkansports 日刊スポーツ 2018.09.23 UPDATE

皆さんはご自身の「血管年齢」をご存じですか。血管は血液の流れをスムーズにし、全身に酸素や栄養を送り届ける働きをしますが、加齢とともに老化します。近年、欧米化した食生活や生活習慣の乱れで、血管年齢が実年齢よりも大幅に高いという人が、若い世代にも増えているそうです。  弾力を失い、硬くなった血管では血流が滞るため、冷えや腰痛、肌のトラブルなどさまざまな弊害をもたらすだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞といった、いわゆる「血管病」のリスクが高くなってしまいます。

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相田潤

東北大学 大学院歯学研究科 国際歯科保健学分野/臨床疫学統計支援室 准教授 歯科医師 博士(歯学) MPH

この記事にあるように、歯ぐきの炎症は全身の健康に悪影響を与えていると考えられています。ひどい歯周病の炎症の広さを面積で表すと、手のひらくらいの広さの炎症になるとも言われています。私たちの研究でも、長期間の歯周病罹患を反映する指標である「歯の本数の減少」が循環器系疾患の発症と関連することが示されています。歯みがきや、歯科医院での定期的な歯石の除去で、歯周病を防ぎましょう。

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