科学的な根拠は?「朝食を食べないと太る」は本当なのか
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日刊ゲンダイヘルスケア+ 2018.12.02 UPDATE
皆さん、朝ごはんをしっかり食べていますか? なかなかその余裕がなくて、コーヒーだけですますという人もいると思います。健診などで内臓脂肪が多かったり、肥満気味と指摘されたりすると、保健師さんから「朝食をしっかり食べないと太りますよ」と言われます。確かに朝食に時間をかけると「今日も頑張るぞ」という元気の源になるような効果は実感されます。
朝食を抜くと太りやすいのか、様々なところで色々な説が言われています。
実際のところは、まだ研究の真っ最中で、はっきりとしたことは分かっていないようです。
ヒトを対象にした研究の結果では、朝食を食べない人ほど、テレビを見る時間が長くて運動をしていなかったり、果物や野菜を食べる量が少なかったりしています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20926520
朝食の摂取だけをみるのではなく、朝食を抜いている人がどのような生活習慣を送っているのか、習慣全体をもう少し細かく見る必要がありますね。
この記事で紹介している動物実験の結果だけを参考にすることなく、ヒトを対象にした研究結果が蓄積されていくのを待ちたいものです。
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