かかと落としで骨粗しょう症防ぐ カルシウムも補給を

健康・予防

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favicons?domain=gooday.nikkei.co 日経gooday 2018.12.13 UPDATE

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骨がもろくなり、骨折しやすくなる骨粗しょう症。閉経期以降の女性がかかりやすく、日本の患者数は男女合わせて約1280万人とも見込まれる。早期に自分の骨の状態を知り、適切な予防・治療を心がけよう。

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中田由夫

筑波大学 体育系 准教授 博士(体育科学)

「かかと落としで骨粗しょう症防ぐ」、本当でしょうか?少なくとも、この記事の中ではその根拠となるような研究結果は示されていません。「かかと落とし」を勧めているのは骨粗鬆症関連で高名な先生ですので、もっともそうに思えますが、根拠が示されていないため、鵜呑みにするのはよくありません。

代わるものとして、国際骨粗鬆症財団によるガイドラインを紹介します。
https://www.iofbonehealth.org/exercise-recommendations
ざっとまとめますと、年代に応じて推奨される運動は異なりますが、基本、強度の高い運動(ジャンプ運動など)が推奨されています。ただ、いずれも十分な数の科学的根拠に基づく結果とは言えなさそうです。

実際のところ、運動は骨粗鬆症予防のためだけにおこなうものではなく、楽しくなければ続きません。ウォーキングよりはジョギングのほうが骨に与える衝撃は大きくなりますし、テニスなどのスポーツをすれば、自ずとジャンプ動作が含まれてきます。そのような視点で、日々の運動に少し強度の高い種目を取り入れていくと良いと思います。

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