インフル疑いで病院に「行く時」「行かない時」

病気・医療

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favicons?domain=headlines.yahoo.co yahoo!ニュース 2019.02.04 UPDATE

インフルエンザは嫌なものです。熱が高くなり、鼻が詰まってせきが出て、筋肉痛やだるさも襲ってきます。それでも「日ごろ健康な大人」なら、病院に行かなくても、たいていは自然に治るそうです。それでもなお、病院に急ぐべきなのはどんな時か。国際医療福祉大三田病院(東京都港区)の志賀隆救急部長が説明します。 寒い季節になり、インフルエンザが大流行しています。国立感染症研究所によると、今月27日までの1週間で、全国で推計約222万6000人の患者が医療機関を受診したそうです。救急外来に運ばれる患者さんの中にもインフルエンザの方がよくみられるようになりました。今回は、インフルエンザの症状や対処法、いっしょに起こるかもしれない病気(合併症)について、ポイントを解説したいと思います。

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酒匂 赤人

国立国際医療研究センター国府台病院総合内科医師 公衆衛生学修士

インフルエンザっていうと、病院行って、鼻に綿棒入れる検査して、特効薬のタミフルとかリレンザとか、新薬のゾフルーザとか飲まなくちゃ、と思っている人は多いかもしれませんが、家で休むのが一番いいことも多いですよ、でもこういう場合には行ったほうがいいかもよ、と救急医療の専門家が詳しく説明しています。

インフルエンザの治療薬って、多くの人にとっては少し症状を軽くする程度の効果しか期待できず、2歳未満の小児、高齢者、重い持病がある人、など重症化しやすい人にとっては飲んだほうがいいかもしれない、という程度なんですよね。残念ながら。
検査はそれほどあてにならないこと、学校や会社への治癒証明のために再受診する必要がないことも大事なことだと思います。

この記事だと、診察すればインフルエンザの診断ができる、という感じですが、実際はインフルエンザと風邪は結構区別はつきづらいし、胃腸炎や肺炎や扁桃炎とまぎらわしいこともあります。あくまでも総合的に判断して、診断し、薬を考えるということかなと思います。

ちなみに、今回の記事についている写真には、
インフルエンザ予防をしようと、消毒液の入った「口」に手を入れる子ども=大阪大病院、と書いてありますが、こちらについては以前ヘルスナッジでも取り上げていますので読んでみてください。
阪大病院:「真実の口」でインフル感染予防 消毒液噴霧
http://healthnudge.jp/12378

フリーアナウンサーの中村江里子さんの、「フランス人に何人か聞いたけど、インフルエンザの治療薬や検査があることを誰も知らなかった」という記事もありますが、日本のインフルエンザ診療はかなり独自というかガラパゴス化しているのかもしれません。いいのか悪いのかはわかりませんけど。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000075-sph-ent&pos=4

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