がん研究者が心の底から「標準治療を選んで!」と訴える理由

病気・医療

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favicons?domain=gendai.ismedia Kodansha Bluebacks 2019.02.27 UPDATE

「本当に、本当に、皆さんに知って欲しいことがあって、今回は強い思いを持って、この記事を書きます」 米国在住のがん研究者・大須賀覚先生がここまで訴える「がん標準治療を選択せず、代替医療へ進むことの危険性」とは? がんにかかわるすべての人にとって必読、渾身の記事をお届けします。

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柿崎真沙子

名古屋市立大学大学院医学研究科医療人育成学分野 講師 博士(障害科学)

米国在住のがん研究者による記事です。

実際の論文のデータを交えながら、標準治療を強く勧めています。1つはアメリカで行われた標準治療を受けた群と代替療法を受けた群の生存率の比較。もう1つの研究は標準治療のみを受けた群と標準治療に代替療法をプラスして受けた生存率の比較で、どちらの研究も代替療法を受けた群で生存率が下がっています。

これらのデータから、筆者は標準療法を強く勧め、結びでも標準治療を適切に受けないことは大変危険を伴うため、保険診療を行っている医師に相談することをお願いしてるのですが、もう1つのお願いとしてネットに広がる信憑性のはっきりしない、がん治療情報を安易に拡散しないでください、とお願いしています。あなたが安易な気持ちでシェアした情報は、貴重な人の命を奪う可能性が本当にあります、とも言っています。

がんの患者さんだけでなく患者さんをとりまく方、1人でも多くにこの情報が伝わると良いなと思います。

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