米でもはしか大流行、YouTubeは予防接種反対ビデオの広告収入をゼロに
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TC
2019.05.06 UPDATE

BuzzFeed Newsに指摘されたYouTubeは、予防接種反対派のビデオを同社の広告収入源にすることをやめる。また同社は新しい情報パネルを予防接種反対ビデオの前に置き、そこに“vaccine hesitancy”(予防接種躊躇)のWikipedia記事のリンクを置く。YouTubeが誤報と戦う努力〔日本語記事〕の一環である情報パネルは、すでに麻疹(はしか)やおたふくかぜ、風疹(ふうしん)のワクチンに関するものが、それらに言及する予防接種反対派ビデオの前に置かれている。
少し前の記事ですが、Youtubeが予防接種反対派のビデオを広告収入源にすることをやめたとの報道記事です。他の記事にもありますが、NYにおけるはしかの感染拡大を受け、Facebookを始めとするソーシャルメディアは、アルゴリズムを見直し、誤った情報の拡散を防ぐ方向に向かいつつあります。
これは、Googleがアルゴリズムをかえ、良質な医療情報が検索結果上位に表示される一方で、Youtube内での検索では反ワクチン系の映像が上位に来てしまうことから踏み切った措置のようで、この時期にテック系のWebメディアを賑わせました。
個人的にこのような動きは歓迎する一方で、どこまでどのように誰が判断するのか、日本語を始めとした各国言語での対応がどうなってくるのか、詳しく追わないといけないなと思いました。
また、医療系の人間も、「メディア」には目が行くことが最近増えていきましたが、このようにSEOに関連するテック系の企業や人とも、積極的に協同していかなければならないなと個人的に強く感じました。
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