薬剤師に明日はあるのか 少子高齢化社会に求められる将来像とは
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ヨミドクター 2019.11.22 UPDATE
医薬品や医療機器の規制などについて定めた医薬品医療機器等法(薬機法)の改正案が、開会中の臨時国会で審議されている。先の通常国会で継続審議となっていたもので、成立すれば、条文の規定によって公布の日から1~3年以内に施行される。 改正案の柱は、医薬品・医療機器の早期承認を図る仕組みや、法令順守体制の整備と並び、住み慣れた地域で患者が安心して医薬品を使うことができるようにするための薬剤師・薬局のあり方の見直しだ。
薬機法の一部を改訂する法案について書かれています。記事の内容について、論点はこちら
https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2019pdf/20190508041.pdfにも掲載されています。
主に地域の薬剤師については薬剤師・薬局のあり方の見直し、として「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」の2つの柱が示されています。薬剤師にとっては耳が痛い話ですが、ここまで医薬分業が進んだにもかかわらず、患者に医薬分業のメリットが理解されていないこと、さらにそのことについて薬剤師が危機感を持っていないことなども指摘されています。
薬局薬剤師は病院に行かなくても会える医療の専門家です。ドラッグストアなどであれば買い物ついでに(タダで)医療の相談ができることが強みのはずです。その強みを生かせるよう勉強すること、将来薬剤師になる方にはいままでのような調剤のみでは生き残っていけないことをよく理解してほしいですね。
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