ワンコインで昼食を 高齢者が見守る地域食堂

健康・予防

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favicons?domain=www.sankei 産経新聞 2019.12.23 UPDATE

高齢者も一人で気軽に訪れて、手作りの温かい食事をとりながら、おしゃべりを楽しむ-。そんなコミュニティー食堂で調理と接客を担うのは、地元の高齢者ら。同じ地元の高齢者をさりげなく見守る“仕事”が生きがいになっている。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

子ども食堂で知られるようになった、地域の食を通じた交流拠点づくりが、世代を超えて広がってきています。

食べることは交流の潤滑剤。食事をいただく人も、提供する方にとっても楽しい交流の機会になるとなる、このような取り組みが広がるといいなと思います。

課題は、スケールアップと継続性でしょうか。この記事が取り上げている「みま~も」は、医療機関もかかわる、比較的基盤の大きな組織で、継続性の点で安心感があります。もちろん多くの苦労はあると思いますが。

とはいえ、多くのこういった活動は、数人の有志で行われている小さな活動だと思います。活動を進める人々同士が意見交換したり、互いのリソースを融通したリ、それを支援したいと思う企業や行政など、団体同士がネットワーキングしたり、また、そこに社会的インパクト投資など資金減となる仕組みを組み込んだり、と言った、社会全体で取り組みを持続的にするための組織化が進むといいなと思います。

子ども食堂にはそう言ったネットワーキングを進めるNPO法人も誕生しています(https://musubie.org/)。

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