スウェーデンの市で公園に訪れる客を抑制するため鶏糞を散布(Swedish city to dump tonne of chicken manure in park to deter visitors)
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ガーディアン(The Guardian) 2020.04.30 UPDATE
ルンド市議会は悪臭により市民の足がヴァルプルギスのお祭りから遠のくことを期待 (Lund council hoping ‘stink’ keeps people away on Walpurgis Night)
4月30日はスウェーデンでは大事な祭日で、例年であれば大きなかがり火を焚いて歌を歌ったりして、冬の終わりを祝います。ルンドという市の中心部の公園には毎年3万人程度の人出が見込まれており、今年も人出が懸念されていました。スウェーデンはヨーロッパの中では例外的に、強制的な行動制限ではなく、個人の責任に委ねる選択をしています。コロナ感染拡大の心配があっても、行政に強制力はありません。
そこで、今年は公園に1トンの鶏糞を撒いてお客を減らす方針だそうです。
つい今朝ほどはスペインの海岸でコロナのウイルス軽減の為に漂白剤を撒いたことで、生態系への影響も懸念されるとのニュースを見ました。(こちらです:https://www.theguardian.com/world/2020/apr/28/spanish-official-apologises-for-spraying-beach-with-bleach-coronavirus)
しばらく近隣も臭いかもしれないけど、ついでに公園の芝生の肥料になるということで、鶏糞はおおむね歓迎されているようです。私は環境のことは専門外ですが、自然に優しい手法は好ましく感じました。
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