心臓・血管の専門医が解説 夏の正しい「塩分」の取り方

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favicons?domain=hc.nikkan-gendai 日刊ゲンダイヘルスケア+ 2020.09.03 UPDATE

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猛暑が続いている。「熱中症につながる脱水症状を予防するには、塩分を多めに摂取した方がいい」といわれるが本当だろうか。とくに日頃、塩分を控えるように言われている高血圧などの持病を抱えている人には、悩ましい問題だ。注意すべきポイントを公益財団法人「心臓血管研究所」(東京都港区)の山下武志所長に聞いた。

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児林聡美

HERS M&S 代表、保健学博士、公衆衛生学修士(MPH)、農学修士

まだまだ暑く、熱中症が心配な時期が続いていますが、熱中症の「予防」のために食塩を余分に摂取する必要はありません。
汗をだらだらかいていたとしても、特に熱中症の症状が出ていなければ、失われた食塩量は1日3回の食事で十分補給できていますので、追加の摂取は不要です。

けれども、熱中症の症状が現れている場合には、「予防」の考え方ではなく「治療」の考え方になりますから、早めに食塩0.2%程度を含んだ水を摂取しましょう。

熱中症の「予防」の場合は、食塩の追加補給は不要、と覚えていてください。

※このお話は、月刊誌「栄養と料理」のコラム「佐々木敏がズバリ読む栄養データ」の2019年8月号に、「熱中症診療ガイドライン2015」を引用する形で詳しく説明されています。

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