「生活習慣病という用語は廃止すべきだ」 東大教授がそう訴えるわけ

病気・医療

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favicons?domain=www.buzzfeed BuzzFeed 2021.06.11 UPDATE

食事や運動など個人の生活習慣が招くとされている「生活習慣病」。「だらしない生活をしている本人の責任」という誤解を招くとして、公的文書などでの使用廃止を訴える東大教授、橋本英樹さんに取材しました。 がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など、食生活や運動などの「生活習慣」が原因になると言われている「生活習慣病」。 この言葉を見直そうという動きが日本糖尿病学会や日本糖尿病協会の委員会から起きている。 「生活習慣病」という言葉は、だらしない生活を送っている本人の責任だと誤解され、社会からの排除や差別感情を生み出しやすいからだ。

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酒匂 赤人

国立国際医療研究センター国府台病院総合内科医師 公衆衛生学修士

確かに以前の成人病よりは、生活習慣病のほうが、自分で気を付けると予防や治療できるのでいい名前ではあり、今は当たり前に使われている言葉ですよね。

ただ、食べ過ぎで運動不足でも太らないし糖尿病にもならない人もいれば、運動も食事も気を付けていて太ってないのに糖尿病や高血圧の人もいますよね。ある程度は体質だったり、ある程度は周囲の環境だったりもするので、全部が自己責任と誤解されるのも行き過ぎですよね。

単に名前を変えるのではなく、名前を変えることで今までアプローチできていなかった個人の周りの環境部分とかを変え、健康や幸福につながったらいいですよね。

ヘルスナッジの記事では、以下の2つが今回の記事と関連性がかなり強いかと思うので、読んでみてはいかがでしょうか。

健康の自己責任論は不毛 公衆衛生の立場から
http://healthnudge.jp/11622

『健康格差 あなたの寿命は社会が決める』全文公開プロジェクト
http://healthnudge.jp/12095

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