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身長が低い人は「冠動脈疾患」のリスクが高いかもしれない
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Medエッジ
2015.05.12 UPDATE
(2015年4月18日 Medエッジより) 遺伝子的に決まる低身長と「冠動脈（心臓に血液を送る血管）疾患」のリスクには関連性があり、背が低いほどリスクが高くなる可能性があるようだ。 脂質のバランスが関与するようだ。 英国レスター大学を含む「カルディオグラム＋C4D（CARDIoGRAM+C4D）」コンソーシアム（冠動脈疾患／心筋梗塞と遺伝子の研究データを共有する機関）の研究グループが、世界的な有力医学誌ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンのオンライン版で2015年４月８日に報告した。
村上慶子
帝京大学 医学部 衛生学公衆衛生学講座 助教 MPH(公衆衛生学修士) 博士(医学)
この関連性自体は以前から示されているもの、理由はよくわからず、交絡の影響（小さい頃の栄養状態や社会環境がよくないために、身長が低くなり、冠動脈疾患にもかかりやすくなる）かも、などとも言われていました。
今回の研究は、「遺伝子的に決まる」低身長というのが、新しい！でも、遺伝子で冠動脈疾患リスクが決まっていたら、予防策が悩ましいかと。。
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