子どもを「伸ばす親」「つぶす親」の共通点5 親技のカガク【1】
- 5,349
- 7
- 1
PRESIDENT Online 2015.05.07 UPDATE
(2015年4月11日 PRESIDENT Onlineより) 「偏差値30からの中学受験シリーズ」「ノープロブレム 答えのない子育て」などの著書があり、ブログで受験生の親からの相談を多数受けている、教育・子育てアドバイザーの鳥居りんこ氏。これまでの子育て法が通用しなくなりつつあるなかで、「いい親悪い親」を分けるポイントは何なのかを挙げてもらった。
キーワードは「自己肯定感」ですね.
昨今の少年犯罪には,きちんと親から「愛情を受けた」と感じられているかどうか,つまり愛着が形成されているかどうかが重要な因子になりうるという研究が進んでいます.
程度は違いますが,学歴が高い方達の中にも,むしろ高い方達ほど,子育ての過程で,テストの点数でしか自分を評価してもらえず,それ以外の本当に自分がやりたいことは親の顔色を見ながら抑えてきていることが多いです.「与えたい愛情」と「受けたい愛情」がすれ違ってしまっている.
結果,親が喜ぶから,という基準で勉強をしてきた人は,やはり誰かと競い,勝つことでしか自分を肯定できず,「自分は自分のままでいいんだ」という「自己肯定感」を得づらくなってしまいます.
親が親の思う通りに子どもを育てるのではなく,子どもが自分の頭で考えて,誰かの役に立つことが大切だと教えてあげることが,本当の意味での自立を促すには大切なのでは?と思います.
それが何より難しいことではありますが・・・
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
奥原剛
大学病院医療情報ネットワーク研究センター 東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野 特任助教 MPH(公衆衛生専門職)
僕もこの記事を読んで「子供を大人の思うとおりに育て上げるための目線だな」「窮屈だなあ」と感じていました。なるほど、「自己肯定感」に着目すると、この記事の違和感の理由が分かりますね。この記事のような子育てを自分に課すと、親の方も自分の自己肯定感を損ないそうですね。
このコメントにいいね!する
1件