大腸がん検診で受ける検査の長所・短所は?

病気・医療

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favicons?domain=gooday.nikkei.co 日経Gooday(グッデイ) 2015.05.17 UPDATE

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(2015年5月15日 日経Gooday(グッデイ)より) 日本人に急増している大腸がんですが(関連記事「胃がん・肺がんを抜いて患者数1位へ 増える大腸がんの実態」)、早期に発見されれば治る可能性が高く、便潜血検査を中心とした大腸がん検診を定期的に受けていれば、大腸がんによる死亡率は低下することがわかっています。早期の大腸がんには症状はないので、40歳を過ぎたら年1回検診を受けることが推奨されています。

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伊藤ゆり

大阪医科大学 研究支援センター 医療統計室 室長・准教授 博士(保健学)

様々な検査手法が「検診」として紹介されていますが、健康な方に実施して、大腸がんの死亡率を減少させる効果が確実に確認されており、どの市町村でも安価に提供されている便潜血検査をまず「がん検診」として受診されることをお勧めします。以降の検査は便潜血検査が陽性であった方に対し、精密検査で実施されるものや、研究段階であって、死亡率を減少させる効果や検診の不利益(偽陽性など)が十分に確認されていないものもあります。最新の方法に対して高価な金額を払って安心してしまい数年検診を受診しないことより、確実に効果がわかっている安価ながん検診を定期的に受診しましょう。

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この記事へのコメント

  • 便潜血って、便に血が混じってるかどうかがわかるだけで、ガンを見つけられるのだろうか。
    たしかに、血が混じってること自体、普通じゃないと思うけど、しかし、ガン=便潜血陽性ではないのではないか。
    かといって、何もないのに大腸内視鏡とかは辛いよね。

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