PM2.5は不安障害のリスクを高める:話題の論文 拾い読み!

健康・予防

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favicons?domain=gooday.nikkei.co 日経Gooday(グッデイ) 2015.05.21 UPDATE

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(2015年5月20日 日経Gooday(グッデイ)より) TVの天気予報コーナーで毎朝、大気汚染物質PM2.5(微小粒子状物質;粒径2.5μm 以下)の濃度の予測値が示されるようになってから、すでに何年もたっています。PM2.5は粒子のサイズが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、喘息(ぜんそく)や気管支炎といった呼吸器の疾患を引き起こします。また、狭心症、心筋梗塞などの循環器疾患との関係も報告されています。大気中のPM2.5濃度の高い地域で長期間生活すると、死亡リスクが高まる可能性さえあると考えられています。

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村上義孝

東邦大学 医学部 社会医学講座 医療統計学分野 教授 博士(保健学)

今はすっかり有名になったPM2.5の論文です。本当かな?と思う内容ですが、新しい視点を与えてくれる論文でもあります。でも一つの論文に固執するのでなく、他からのレポートを含め医学的メカニズムとともに、慎重に議論していく問題と思います。いたずらに不安になったり不安を煽られる(煽る)のは、正しい疫学的態度といえない、と思っています。

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