20代男性の6割「孤食」 食の安全性「知識ある」7割 26年度食育白書
- 2,414
- 10
- 1
産経ニュース 2015.05.30 UPDATE
(2015年5月29日 産経ニュースより) 食品の安全性について「知識がある」と内閣府の調査に回答した人は7割超に上り、過去最高となったことが、29日に閣議決定された平成26年度版食育白書で分かった。家族と毎日朝食を食べる人は約6割に上ったが、1人で食事をとる「孤食」の頻度は20代男性で目立った。
20代男性の6割が「孤食」とのこと。
独身で1人暮らしの方が多い層かと思いますが、「独身で1人暮らしの人は、高血圧になる危険性が結婚している人の1.73倍」という分析結果が、厚生労働省の研究班から最近公表されました。食塩が多くなったり、野菜が少なくなることが原因と考察されています。
1人で食事をする場合、なかなか栄養バランスまで考えられないことが多いと思います。ましてや、20代男性は、仕事で忙しかったり、健康を意識する機会も少ないでしょうし。栄養バランスを考えて食事をとりましょう!と訴えるだけでは解決しない、「食環境」の大事さを再認識する報告ですね。
送信完了
いいね!しているユーザー一覧
コメント編集
この著者による他の記事
アクセスランキング
安藤絵美子
大妻女子大学非常勤講師
以前近藤尚己先生が紹介されていた、東京都足立区の「あだちベジたべライフ」はまさにこの層をターゲットにした取り組み。独身男性がよく立ち寄る居酒屋さんや定食屋さん、お弁当屋さんに野菜をふんだんに生かしたメニューを取り入れてもらうよう働きかけたりなど、いつの間にか野菜を食べてしまう環境づくりはお見事!でした。
このコメントにいいね!する
2件