たとえ「子ども用」でも安心してはいけない! 日焼け止めクリームには危険な化学物質がいっぱい
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HEALTH PRESS 2015.06.09 UPDATE
(2015年6月8日 HEALTH PRESSより) 日焼け止めクリームには、多かれ少なかれ、多種多様な紫外線吸収剤が配合されています。これらが紫外線を吸収し、人体に影響の少ない赤外線や可視光線に変換して放出します。 紫外線吸収剤としてよく使われている化学物質は、「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」と「酸化チタン」ですが、これらが記載されている製品は、肌が敏感な子どもには絶対に使ってはいけません。
マウスでの実験かヒトでの試験か、経口か皮膚かをごちゃ混ぜにして、どのくらいの量で毒性が出るのかという量の問題も言及せず、「非常に危険」「細胞の死滅」などの言葉を混ぜて語る、この手の記事もまた「非常に危険」だと僕は思いますが。
僕は長年ライターをやってきましたので思いますが、こういう記事は、科学的な厳密さを気にせずにネタをつなげていけばストーリーができあがりますので、語り手としては話をつくりやすいです。また、「危険→恐怖」と感情に訴えますので、読者受けもいい。
しかし、この記事のような話を聞いて、子供に日焼け止めを塗るたびに「大丈夫だろうか?」と不安になる人たちの気持ちも考えてほしい。タイトルのつけ方も、こんなに断定していいのか?
この記事の日焼け止めクリームの安全性(?)について、どなたか解説してくださるとありがたいのですが。
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近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
トンデモ記事認定ですね。
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