ADHD、脳血流から判定 診断精度8割 中大など開発

病気・医療

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favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.07.08 UPDATE

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(2015年7月 3日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 脳の血流を測ることで注意欠陥・多動性障害(ADHD)を見分ける方法を開発したと、自治医科大と中央大のグループが発表した。米科学誌に論文が掲載される。精度が上がれば診断補助ツールとして期待できるという。

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久保達彦

産業医科大学 医学部 公衆衛生学 講師 医師 博士(医学)

かつて学級崩壊などと関連して学童の問題として注目されたADHDですが、近年は成人のADHDが労働現場でも問題になっています。ADHDの診断は専門医にとっても容易ではなく、診断法の進歩には大きな期待がかかります。

一方で、診断法とセットで充分な治療や対処が提供されることが不可欠です。診断だけして、治療法や対処はありません、ということでは診断を受けた方やご家族は救われません。それどころかADHDという”烙印”を押されることにより社会的な不利益を被る可能性すらあります。

医学の進歩はめざましく、今後も様々な課題に関して新しい診断法が開発されていくことでしょう。その技術を私たちのコミュニティーに適応するか否かの判断には、医学者のみならず当事者の目線にもたった押しつけのない誠実な検討が不可欠です。

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