地域の需要に合った医療を目指す “総合医”という専門医。継続的な僻地医療の未来を隠岐島前病院 白石先生に伺ってきた

病気・医療

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favicons?domain=ysdyt YSDYT.NET 2015.07.15 UPDATE

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(2014年8月12日 YSDYT.NETより) 地域での医師不足が問題になる中、究極の僻地である離島において『総合医』というポジションを活かしこの問題にうまく対応している島根県 隠岐諸島にある隠岐島前病院の白石医院長にお話を伺ってきました。 「身近な病院ですべての病気・処置を診てもらいたい」という患者側の要望と、「そうは言って僻地に医者は集まらない」という医師側のジレンマに説得力ある根拠を示しながら、全てとはいかないまでも、両者の希望の最大公約数を示した一つのモデルです。これから確実に、益々問題化する僻地の医師不足問題に対する一つの答えになるはずです。

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近藤尚己

東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者

総合医や家庭医という「専門性」が少しずつ認められてきました。ただ需要に供給が全く追いついていません。

「医師不足問題を抱える地方で必要なのは”総合医”」ということですが、都市部にも必要だと思います。体調がすぐれない時、「自分は何科にかかればいいの?」と困る人は多いはず。まずは総合医のかかりつけや総合診療科に、という流れができるといいと思います。そして、受診に至る症状のほとんどは専門医の診療を必要としません。ワンストップで診療が終わり、受診回数が減れば、医療費も減ると思います。

「道を究める」というのは専門職のほとんどの人が考えることだと思います。総合医を増やすためには、「医師」という専門職のたまごである医学生が将来のキャリアを考えるときに、総合医というものを明確にイメージでき、極めるに値する「最先端」で「カッコイイ」専門職である、と思ってもらえるようなアプローチが必要かと思います。

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