「大きな病院、有名な医者、よく耳にする薬」を決して過信してはいけない理由がある
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HEALTH PRESS 2015.07.29 UPDATE
(2015年7月26日 HEALTH PRESSより) いまだに大病院などで問題になっている"3時間待ちの3分診療"。患者の中には、たとえ診察時に医者が一度も目を見て話さなかったとしても、「有名な先生に見てもらった」と満足している人もいるようだ。 また、どんなに診察時間が短くても「医者は難しい国家試験を突破した医療のプロフェッショナル。言うことに間違いはないはずだから、きちんと聞くべきだ」と考えている人も多いという。たった3分の診察で、どこまで判断できるのか。身体は一人ひとり異なっているため、医者は経験と数値の平均値などから診断を導き出すしかない。患者の健康を助ける医療の専門家といえども、万能の神ではないのだ。 一方、海外では"本来命を救うはずの医療行為には命を奪う可能性がある"ということを暗に示す出来事が起こっている。
過剰検査と過剰治療の有害性の結果が一因ですね。いまは、検査や治療内容、健診(検診)内容も賢く選ぶ時代になってきています。欧米では、医師と市民団体、メディアが全国民に向けて、診断や治療において賢く選択することをねらったキャンペーン(Choosing Wisely Campaign)がうねりとして起きています。日本でもChoosing Wisely Japanが立ち上がりました。医療不信への処方箋は以前、私のブログにまとめました。ご参考になれば幸いです。 http://blog.goo.ne.jp/yasuharutokuda/e/fb6f36764423a9739490d39b235c7f4f
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