ああっ…それは食べちゃダメ!栄養士が「全力で避ける」体に悪い食品4つ
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WooRis(ウーリス) 2015.07.28 UPDATE
(2015年7月27日 WooRis(ウーリス)より) あなたは毎日どのような基準を持って、食品を購入して料理を作ったり、外食したりしていますか? 「家族の大好物だからいつもコレ」「特売で安かったから今日は●●にする」という方は多いと思います。でも、食品に入っている成分や材料、製造過程まで厳密に調べている方は、少ないのではないでしょうか? しかし、食と栄養のプロは、食品を選ぶときに別の基準を持っているようです。そこで今回は、海外の女性誌『Glamour』ウェブ版などの記事を参考に、栄養士が「体によくないから」と避ける食品をご紹介しましょう。
でました、この手の記事第二弾!
前回記事:『エッ…これも違うの!? 医師は絶対口にしない「健康的と誤解される」食品5つ』
冷凍食品「やはり、食事はできたて新鮮なものに限るのです!」 →この栄養士さん、冷蔵庫も持たない派でしょうか・・
低カロリー食品「手を加えられたカロリー控えめ食品よりも、カロリーが多少高くてもより自然に近い食品を食べたほうがいいそうです!」→「いい」の根拠が・・なんで低カロリーはダメ?
パック入りチーズ「加工されているからいかにも人工的な味で、保存料もいっぱいだから食べない」→うーん相当なグルメな方ね。しかしそもそもチーズってのは加工食品では?加工されていないチーズとは。。
市販ドレッシング「ドレッシングはオリーブオイルやバルサミコ酢などからも簡単に作れます。自作したほうが健康にも経済的にもいいですね!」→うん、確かにそのほうが安いですね。でも僕のすきな「青じそドレッシング」とかは難しそう。そして、この栄養士さんに言わせれば、オイルとかも常にしぼりたてフレッシュでなくてはいけないのでしょうか。だとするとグッと手間が増えますね。。
・・という風に過剰に突っ込みたくなるくらい、この手の根拠のない「ヘルシー教」の教祖的記事は嫌いです。
チーズもそりゃあオランダあたりのマーケットで売ってる丸いやつのほうが「切れてるチーズ」よりも劇的においしいだろうし、冷凍食品でなくて揚げたてほやほやのから揚げのほうが断然ビールに合うし、絞りたての高級エキストラバージンオリーブオイルをかけた香ばしいサラダのほうが心もリッチになりそうですが、そういうのを常に手に入れられないのがこの世の中。そういう状態でも、鮮度を保ち安全に食品を保存できるように開発されたのが冷蔵庫であり、加工技術であったりするわけです。
保存料をなんでもあくよばわりすることはできますが、それがなかった時代は、保存の技術といえば、日本の場合たっぷりの塩で漬け込むか、カチカチに乾燥させるか、燻製にするか、発酵させるくらいしかありませんでした。特に日本は塩蔵が主流。それが日本人の高血圧を作って、脳卒中大国にしたのです。冷蔵庫や近代的な保存技術のおかげでずいぶんと救われたことを忘れてはいけまないと思います。
そういう近代の保存技術を全否定して”ナチュラル”に生活するってのは、大変なことです。無人島にいって自給自足するつもりですか?ってなもんです。多くの時間やお金や機会や仲間を犠牲にすることにもなりかねないのでは?なんて心配になります・・・
バランス感覚を失わないでほしいです。
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佐々木 由樹
管理栄養士 健康運動指導士 MPH(公衆衛生学修士)
ほんと、タイトルを見た瞬間「出た!」って思いました(笑)
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nanaochan
イギリスの雑誌の記事じゃないですか! 日本の話かと思って読んだらダメ!全力で避けて!ということでしょうか?
バランス感覚、大事ですね。何でも食べようっ!
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くまこー
栄養士だからこそ、いろいろな食品を食べるものだと思うのですが、違うのでしょうか?
「全力で避ける」というのが、子供が嫌いなものを避けているように感じられて、なんだか微笑ましくなりますヾ(=´・∀・`=)
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村山洋史
東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師 看護師・保健師 博士(保健学)
こういうエクストリームな生活を推奨する人の日常に密着したら、「色んな」発見があるんでしょうね。人はどこまで厳密に生活できるのか。。とか。
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