「からだにいい食事」が病気を招く! 健康マニアが陥る「オルトレキシア」とは
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J-CASTニュース 2015.07.30 UPDATE
(2014年12月13日 J-CASTニュースより) 「口に入れるものは、からだにいいもの、安全なものしか選ばない」という人がいる。健康的な食生活のように聞こえるが、そのこだわりが強迫観念に変わり、強迫性障害に似た症状や、栄養失調を引き起こすことがある。「オルトレキシア」と呼ばれる摂食障害のひとつだ。
無添加・未加工のものしか食べてはいけないという強迫観念から生じる摂食障害、オルトレキシア。「健康のため」という理由があるため、「自分は正しい」と思い込み、健康状態だけでなく人間関係も悪化しかねないとのこと。記事は、アメリカの研究者が提案しているチェックリストも紹介しています。
本日はスタジオに、元プロテニス選手の松岡シュウ造さん、タレントのルー大柴さん、小説家の太宰治さん、グルメタレントの石塚英彦さん、明石家さんまさんにお越しいただいています。皆さん、いかが思われますか。
松岡「添加物が気になる場合は、ファブリーズをかけてから食べるのはどうでしょうか」
ルー大柴「シュウ造くん、バカもホリデーホリデー言ってよ~!」
太宰「テレビに出てきて、すみません。私は以前こんな文章を書いたことがあります――『私は真実のみを、血まなこで、追いかけました。私は、いま真実に追いつきました。私は追い越しました。そうして、私はまだ走っています。真実は、いま、私の背後を走っているようです。笑い話にもなりません』。“純粋な食べ物”、“正しい食べ方”も、とらえようとして、とらえられない、真実のようなものではないでしょうか。執拗に追いかけると、私のように心身が病んでしまいます。皆さんがそうならないことを祈念します。真面目なこと言って、すみません」
石塚「心で食べればなんでもまいう~」
さんま「マスコミも添加物は危ない危ないてオーバーに言うやろ~! あれもアカンね~ん! 何が危ない、何がいいって話を聞いたら、『ホンマでっか!?』って言うたらええねん」
皆さん、ありがとうございました。
記事は、こんなふうに結んでいます。「からだにいい食事とは、ひとりでも大勢でも、楽しくおいしく食べることが重要なのではないだろうか」
暑い日が続きますが、楽しくおいしく食べて、夏を乗り切りたいものですね。
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くまこー
(*ノ∀`*)爆笑
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近藤尚己
東京大学 大学院医学系研究科 健康教育・社会学分野 保健社会行動学分野 准教授 医師 社会疫学者
爆笑
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