ジェネリック、信頼性は? 新薬と同じ有効成分・安い価格 - もっと医療面

病気・医療

  • 2,148
  • 4
  • 0

favicons?domain=apital.asahi 朝日新聞デジタル(アピタル) 2015.08.03 UPDATE

1438338279V82oJ2FWnA

(2015年7月31日 朝日新聞デジタル(アピタル)より) 新薬の特許が切れた後、同じ有効成分でつくられ、価格が安い「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」。政府は医療費抑制のため、使用率を2020年度末までに80%以上にする目標を打ち出している。ただ、抵抗感を抱く人もおり、有効性と安全性への信頼を高めていくことが課題となっている。

記事全文を読む

14494684818302b153f29e05ae1da7495c5bf8f38f

渡邊亮

神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーションスクール設置準備担当 

医療費抑制の観点から、しばしば取り上げられるジェネリック医薬品。確かに漠然とした不安感をもたれる方も多いようです。主成分は一緒であっても、副成分の細かい組成が異なることがあるために、成分の効果が発現するまでの時間などに違いがあるのでは、と考える医療者もいるようです。また、先発医薬品を取り扱っているメーカーに比べると相対的に小さな企業が多いことから、工場の製造工程の質担保や、安定的な供給体制について不安を持つ関係者も確かにいるようです。

一方で、ジェネリック医薬品を使うことによる不利益が明確に示された研究報告はあまり見られません。ジェネリック医薬品の活用を促進するには、患者さんや医療者の不安感を解消するために地道な情報提供が必要なのだろうなと思います。

ちなみに、厚生労働省では「ジェネリック医薬品への疑問に答えます~ジェネリック医薬品 Q&A~」といった冊子も準備しているようですので、ご関心のある方はご一読を。

  • 4
  • /
  • 専門家のいいね!0
  • 1438346540ff83a3cdeccb6376853259a16a43692a
  • usericon_noimage
  • 1426731572747f405f9a05b1b91ff104cbf3c4de04
  • usericon_noimage

この記事へのコメント

コメントする

この記事の関連キーワード

この記事と関連する記事

会員登録が必要です

すでに登録済みの方はこちら

ログイン

まだ会員になっていない方はこちら

ユーザ登録

コメント編集(管理者用)

コメントを削除

キャンセル

Facebook連携


閉じる

このコメントに関する
問題の内容を選択してください





送信

送信完了

閉じる

コメント編集

会員登録が必要です