中高年男性のうつ病による自殺の要因?渡辺正行も苦しんだ更年期障害のメカニズム
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ビジネスジャーナル 2015.08.07 UPDATE
(2015年8月7日 ビジネスジャーナルより) 女性の体は、卵巣から分泌される二つの女性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)によって支配されている。 このうち、更年期の症状と深い関係があるのはエストロゲンである。エストロゲンの分泌量は20代から30代をピークに減り続け、50歳ではピーク時の5分の1程度になる。この時期、エストロゲンの分泌が一気に低下してしまうことから、様々な心身の不調が現われるのである。これをエストロゲン欠落症状という。 このメカニズムをもう少し詳しく説明しよう。
更年期が、中高年男性のうつ病による自殺の原因となっているという記事です。更年期と言えば女性の方が有名ですが、男性にも更年期があります。精巣から分泌される男性ホルモン(テストステロン)が減少することによって、様々な心身の不調が現われるのです。
自殺率を年齢階級別にみると、男性で最も自殺率が高いのは50-59歳です(2014年現在)。自殺の背景の8割にうつ病があると言われていますが、うつ病の原因には様々な生活の変化があることがわかっています。例えば、昇進、転勤、介護、離婚など。更年期などのホルモンバランスの変化も、生活に変化をもたらします。一見すると良いように見える変化でも、何かしら変化があるというのは、ストレスになるものです。50代は職場で責任のあるポジションについたり、あるいは役職定年により降格になったり、親の介護をしなければならなかったりと、生活の変化が起こりやすい年代でもあります。「いつまでも元気」だと思って無理をしすぎないようにすることが大切です。
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前田 由加
更年期=女性だと思っていたのですが、男性にとっても
大きな問題なんですね。
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