「外食より手料理が健康的」という常識の落とし穴
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ダイヤモンド・オンライン 2015.08.12 UPDATE
(ダイヤモンド・オンラインより) 外食をするよりも自炊をする方が健康的。そう思われている方はとても多いのではないでしょうか。でも、それって、本当なのでしょうか。最近では、自炊>外食、の図式が成り立たないケースが多く見られます。特に、二人家族や一人暮らし、「お肉がなければごはんじゃない!」というような育ち盛りの子どもがいる家庭においては、様々な要因がその図式が成立するのを難しくすることがあります。
この記事では「手作り至上主義」的なことに言及していますが、ほかにも
「有機栽培(オーガニック)」
「健康食品」
「サプリメント」
などなど、こだわっておられる人もたくさんいますね。
私が知る限りでは、これらが健康によいという医学的な根拠は、ほぼ無いと言ってもいいと思います(サプリメントは一定の条件下のみ、一般的には推奨されない)。
また、食事は、健康のためだけのものではないですよね。
健康のことはまぁ時々考えるくらいにして、基本的には、自分がおいしいと感じるものを、好きな人と一緒に食べている方がハッピーな気がしますけどね!
ハッピーに感じていれば健康にもよいでしょうし、そのような仲間がたくさんいることも健康に良いでしょう(これはエビデンス有)。
健康はもちろん大切ですが、健康至上主義(健康原理主義者)にならないように気を付けたいものです。
この記事に関連して友人が2つ文献を提示してくれたので、ここでご紹介しておきます。
申し訳ないのですが、ちょっと日本語で解説する余裕がないので、お盆で時間余っている人でボランティア精神旺盛な方いたら、是非日本語での解説をお願いします(笑)
1)Are Organic Foods Safer or Healthier Than Conventional Alternatives?: A Systematic Review
http://annals.org/article.aspx?articleid=1355685
2)Pesticides result in lower sperm counts
http://news.harvard.edu/gazette/story/2015/03/pesticides-result-in-lower-sperm-counts/
私は2はしっていましたが1は知りませんでした。知ったうえでも私の記事の内容についての見解は変わりませんが。
「医師」で「ハーヴァードで健康の研究してます」などと、なんとも「専門家」のような顔をしておりますが、「専門家」とは関連するすべてを知り尽くしている人はほぼいないと思います。
「専門」を極めれば極めるほど、それ以外のまわりの情報に疎くなり、全体的な判断ができにくくなるのも事実だと思います。
1人の「専門家」の言っていることを盲信するのではなく、いろんな「専門家」を意見を聞いて、自分の頭で考えて、自分が「正しい」(「正しい」ってなんでしょうね?)と思える・選択しても後悔しないと思える選択ができるとよいのではないかと思う今日この頃です。
そのプロセスを繰り返すことで自分にとって合っている・信頼できる「専門家」とそうでない人が、わかってくると思います。
(人よっては、後者が科学的に「正しくない」というわけでもないと思います)
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たかはし
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