これで「やる気アップ」、歩行リハビリ支援ロボの秘訣
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日経デジタルヘルス 2015.08.13 UPDATE
(2015年8月7日 日経デジタルヘルスより) 「これまでは『右足にもう少し体重をかけて』というような曖昧(あいまい)な表現しかできなかった。それが、この機器を使えば画面の数字を見せながら具体的に指示できるようになる」(社会福祉法人シルヴァーウィング理学療法士の門馬一悦氏)――。 歩行リハビリ支援ツールのTree 画面に表示されるシンボルを目標に右足、左足を交互に移動させていく。訓練の難易度によって移動スピードが変化する。 社会福祉法人シルヴァーウィングが運営する「特別養護老人ホーム新とみ」は2015年8月4日、リーフの歩行リハビリ支援ツール「Tree」を導入した。Treeは、歩行能力に問題を抱える患者・要介護者の歩行訓練を支援するロボットである。
歩行の様子を瞬時に分析して、アドバイスをする医療機器の紹介記事です。
開発したのは政令指定都市のなかでも高齢化が著しい北九州市にあるベンチャー企業。
330万円の価格は医療機器としては必ずしも高くはないでしょう。
同社はシンガポール政府の医療機器認証の取得を目指しており、見据える市場は国境を飛び越しています。
福島原発事故では実用に耐えなかった日本のロボット技術。事故の際はアメリカからロボットが持ち込まれました。
高齢障害者支援分野においては、高齢化先進国という我が国特有の開発環境を活かして、世界をリードするロボット技術が是非とも日本から発信され続けていって欲しいものです。
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ひよこ
最近のロボットってすごい!
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