ダウン症の人ではがんや動脈硬化が少ない不思議、未熟児の目の病気も少ないと確認
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Medエッジ 2015.08.15 UPDATE
(2015年8月11日 Medエッジより) ダウン症の人はがんになりにくいほか、動脈硬化にもなりにくいといった不思議がこのところ分かり始めている。 このたび、未熟児の目の病気である「未熟児網膜症」にもなりにくいと新たに報告されている。
ダウン症の低出生体重児は未熟児網膜症のリスクが、ダウン症ではない低出生体重児よりも低いという報告。メカニズムとしては血管新生に関る機能がダウン症だと異なる、という説明がなされている。そういうメカニズムの仮説が提唱されており、それを支持する結果かも知れない、という話である。
脱線するが、ダウン症であるとがんのリスクが低い、それは血管新生に関る云々という記載がなされているが、そうでもない研究結果もあり、本記事がどのようなことに基づいてこの部分を考察しているのかは分からない。
専門的なサイト(のはず)でも、食い違うことがあるというのは、この手の記事を読む上で注意すべき事でしょう。
ダウン症とがんリスクに関して:参考論文(一部抜粋)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16231334
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12639204
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