1日たった10秒!驚くほど「下半身が引き締まる」バレエポーズ
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美レンジャー 2015.08.25 UPDATE
(2015年8月8日 美レンジャーより) 今、海外セレブたちがこぞってハマっているバレエ。芸能人でも一般人でも、多くのバレエ経験者が、引き締まった美ボディをキープしていますよね。とくに引き締まった美脚は、同性から見ても惚れ惚れしてしまいます。 そこで今回は、バレエ指導者を取材し、下半身をギュッと引き締めるバレエポーズを教えていただきました。1日10秒でOKなので、毎日トライしてみて。
私の専門、現在はメンタルヘルスなのですが、かつて、バレエ好きが嵩じてバレエの動きのメカニズムを研究する研究室にいたので、少しだけ口を挟ませてください。
美脚を目標にこちらで紹介されているエクササイズをなさる際に、さらに押さえていただきたいポイントがあります。
1)無理な5番ポジションはしない
バレエの脚のポジションは、股関節周辺や脚の筋肉を時間をかけ(それこそ年単位で)ストレッチし、そして鍛えて、股関節を外旋させてようやく可能になります。股関節が開かないまま、無理にバレエのポジションを取ろうとすると、膝をねじったり、お尻が後ろに突き出してしまったりして、エクササイズの効果が望めないばかりか、関節を傷めてしまいます。ここでは、両膝とつま先を自分の体の前にまっすぐ向けてもいいので(これもバレエのポジションのひとつです)、首から背中の縦のラインが床と垂直であり続けること、両足の間に隙間を作らないことを優先されてください。
2)足の指全体に体重をかける2つの点を意識
記事には親指にばかりかけないとありますが、逆に小指の方にばかりかけても、バランスを崩すなどして思いがけず捻挫の原因となり得ます。私のおすすめは、まずは「親指と人差し指の<つけ根>の間」と「中指と薬指の<つけ根>の間」です。体重を指にかけようとすると、指に不要な力が入るので、足の甲と指のつけ根を触って、ここだ!という感覚を掴んでおくといいと思います。
3)バランスは無理に取らない
バランスが崩れかけた時に、内股を「引き寄せる」ことで崩壊を防げるのですが、無理にバランスを取ろうとすると、膝が緩んで太ももの前側に力が入ったりします。実はこの太股の前側の筋肉
「大腿四頭筋」は、バレエではビジュアル的に絶対に鍛えてはならない筋肉です。無理にバランスを取るよりも、支えを持ち続けていいので、見本に近いポーズを目指した方が良いと思われます。
…とここまで書いていて思いましたが、
バレエのお稽古で先生が繰り出す「体の軸」「床を押す」「筋肉を伸ばし続ける」という、バレエをやっていないと???な言葉を使わずに、バレエの動作を表現することがいかに難しいか痛感しました。
私も大学のジムでバレエの初級クラスのインストラクターをしていますが、それでもついてきてくれる生徒さんには感謝ですし、専門用語を使わずに特殊な動作をわかりやすい言葉に置き換えられるライターさんの手腕にも脱帽です。
ああ、でも最後にいわせてください。
最近のバレエ業界では「筋肉に<ぎゅっと>力を入れる」という表現は、バレエでは余り体の外側についている大きな筋肉を固く太くさせてしまうからタブーなんです…。
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nanaochan
確かに、バレエやってないと分からない用語ありますね。笑
>見本に近いポーズを目指した方が良いと思われます。
そうします!^^
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