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栄養不足が認知症リスクにつながる、難民の健康問題としても注目
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Medエッジ
2015.09.08 UPDATE
(2015年9月2日 Medエッジより) 日々、難民問題が、欧州やアフリカ、中東などのニュースとして伝わってくる。 そうした中でアフリカ中央部の２カ国の65歳以上を対象とした調査から、栄養不足が認知症のリスクを上げると分かった。 従来の先進国で確認されたやせ過ぎと認知症との関係を示した調査と併せて、栄養と認知症との関係を考える参考になりそうだ（やせ過ぎが認知症につながる、常識覆す結果に、195万人分のデータを分析を参照）。
村山洋史
東京大学高齢社会総合研究機構 特任講師 看護師・保健師 博士(保健学)
低栄養と認知機能低下／認知症発症との関連は多くの研究で報告されています。しかし、多くが欧米の研究で、今回のようなアフリカでの研究というのは稀です。
記事にあるように、難民問題や栄養状態に問題の多い地域でもこのような知見が出たというのは、非常に大きな意味があると思います。
ちなみに、私たちの研究グループでは、日本人における低栄養と認知機能低下の関係を調べていますが、やはり同じような関係が見られています。低栄養と認知機能低下／認知症発症の関係は、人種によらずユニバーサルなもののようです。
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ひよこ
確かに、しっかり食べる方は元気ですよね。
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